2016年8月16日火曜日

国家総合職・国家一般職受験用の「経済事情」の解説を実施

「経済事情」における【日本の経済事情】について

 この分野には、さまざまな経済指標のデータが出題されます。主に、経済財政白書や通商白書に記載されているものです。
 専門科目の「経済事情」だけでなく、教養科目や面接などでもある程度の知識は必要です。

 経済指標は多くの利用者がいるので、多種多様に使われ方をしていて、見慣れていない初学者には何をどう使うのかわかりにくい部分もあります。暗記科目と同様に、直前期に勉強する受験生が多いのですが、基礎知識は早めに準備しておくと良いでしょう。

 また、このような経済指標は公務員試験の受験生だけが使うのではなく、政府、民間問わず、政策や立案、企画、経営に関わるすべての人たちが現役でいる限り常に見続けるものでもあります。

 経済指標が出題される背景には単に資料解釈だけではありません。皆さん方は、すでにマクロ経済学で理論を学習しているので、需要、生産、所得といった3面から経済を見ることを知っています。今度は、それを実際の世界に置き換え、3面の特定の部分を特定の指標を使って見ていき、将来の予想をしていく必要があるのです。


 まず、最初の講義として、経済指標の一覧表、これを目次がわりにお見せしておきます。